「このままの私でいいの?」と、ふと思ったあなたへ

「このままの私でいいの?」

 本質の私を思い出すシンプルステップ

 


その問いは、目覚めの入口

「このままの私でいいのかな……?」

ふと心に流れてくる、そんな問い。

仕事や人間関係など、日々の生活に追われる中で
常にどこかで引っかかるような、その違和感は、

今この瞬間こそが“本当の私”に還る転機

あなたの奥深くが知らせてくれている
静かだけど確かなサインかもしれません。

 


「今の私」は、誰がつくったのか?

私たちが「自分だ」と信じている“私”というのは、
多層的な影響によって作られた構築物にすぎない。

そのように、自分マスターでは考えています。

  • 遞伝的な背景からくる肉体的カルマ
  • 人類全体の集合的無意識に漂う想念形態(エレメンタル)
  • 文化・教育・社会の中で為される“洗脳”や“訓練”

これらが漏れ込むように混在しながら、
私たちの“意識の自我”が形成されています。

そして、それらは本当の私ではない

それはただの「経験の結晶」であり、
その間にズレが生じるのは自然なことなのです。


STEP 1 思考と感情を“観る” ~ 観照の光を当てる

はじめには、浮かんできた思考や感情を
「自分そのもの」と同一視することなく、
「そこに現れているもの」として観ておく。

つまり、"観照する"ということから始めます。

そこには「誤り」も「失敗」もありません。

ただ「そうだった」と観ることによって
執着が外れ、あるがままの世界が立ち現れます。


STEP 2 反応を拒否せず、受け容れる

不快な想いやネガティブな感情が浮かんでくると
「こんなはずじゃない」と思ってしまうことも、

でも、それはそのままでいいのです。

拒否も吸収もせず、ただ「そこにある」と認める

それによって、そこにあったエネルギーの流れは
自然と消化され始め、ただ過ぎ去るようになります。

 


STEP 3 ブループリントに還る~誰かの願望ではなく、“私”を生きる

「本当の望み」とは、エゴ的な願望ではなく、
魂のブループリント(予定)のようなものだと
自分マスターの道では、考えています。

それは、頭なの中で頑張って考えて、
ひねり出すものではなく、観照と受容の結果、
そこに自然と澄み上がってくるような…。

そこから流れ出すことを体現することが、
真に満たされた本質の"私"としての生き方
です。


🌙 夜にすすめの「内省」ワーク

夜に行うと良いエソテリックな実践として、
「内省(introspection)」というワークを
自分マスター講座の中で、お伝えしています。

これは、一日の終わりに静かに自分を振り返り、
「言う」「思う」「する」の観点から思い出し、
その日の自分の生き方が源から来ていた望みと
一致していたかどうかを確認するための時間です。

下記の6つの問いを、戯めることなく、
ただやさしく見つめてみてください。

  • 言うべきだったのに言わなかったことは?
  • 言うべきでなかったのに言ってしまったことは?
  • 思うべきだったのに思わなかったことは?
  • 思うべきでなかったのに思ってしまったことは?
  • するべきだったのにしなかったことは?
  • するべきでなかったのにしてしまったことは?

このワークは「反省」ではありません。

どんな私も否定せず、責めることもせず、
ただ“そうだったな”と気づくことが目的です。

その静かな観照の中で、
本質の私へと意識を合わせ
本当の望みを生きられるように

自らの内側を省みる時間を
自分に与えてあげてください。

そうした習慣の積み重ねから
そのままの自分を自然とゆるすことができて、
ありのままの私へと還っていけるはずです。