失うことでしか得られない自由がある

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「あなたが自分を同一化していた形が崩壊したとき、
エゴも崩壊する。」

これはエックハルト・トールの言葉です。

私たちがエゴと呼んでいるものは、
形との同一化そのもの。

だからこそ、その形が
壊れたり奪われたりすると、

同一化の土台が崩れ、
エゴは大きな揺さぶりを受けます。

自分の人生を振り返ってみると、

解放の瞬間はいつも
「失ったとき」や
「壊れたとき」でした。

新しいものを得たときよりも、
むしろ何かを失ったときに、
本当の自由を垣間見るのです。

いくらスキルを身につけても、
ポジティブな習慣を積み重ねても、
何かを「付け足す」ことでは
自由を得ることはできません。

むしろ、削ぎ落としの中でこそ
本質が顔を出すのです。

もちろん、
自分で手放せるなら
それで十分ですが、

それができないとき、
宇宙は私たちに

「もうそこに掴まっていられない」

そんな状況を用意してくれます。

仕事、人間関係、健康、お金──

それらが崩れることは、
ただの不幸ではありません。

形にしがみついている
私たちを解放するための、
宇宙のサポートでもあるのです。

今、世界全体で
その削ぎ落としの動きが
激化しています。

掴んでいるものが多い人ほど、
苦しさは増すでしょう。

でもそれは、自由への入口。

無理やりもぎ取られる前に、
自らの手でそっと手放してみる。

そのとき、初めて
「私は在る」という
大いなる感覚が蘇るのです。

自分マスター講座では、
失うことや削ぎ落としを恐れる代わりに、
「その先にある解放」を体験していきます。

それは苦しい出来事を超えて、
人生を丸ごと肯定できる生き方へとつながります。

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