鬱で苦しいときのあなたへ──望みに向かわなくていい、ただ抵抗をやめることから

鬱で苦しいときのあなたへ──望みに向かわなくていい、ただ抵抗をやめることから

頑張って望みを叶えようとしなくていい。
ポジティブになろうとしなくていい。

鬱で苦しいとき、いちばん大事なのは「余計な抵抗をやめること」。
そうして自分の感情を認めてあげると、自然と望みを生きる人生がやってくる──。

望みを生きようとしなくていい

「望みを生きなきゃ」と頑張らなくていいんです。
本当に大事なのは、余計な抵抗をやめること。

抵抗をやめると、自然と望みを生きる人生がやってきます。

苦しさにフタをして望みに向かわない

苦しさや悲しさ、怖さを感じないようにするために、
「ポジティブに望みに向かおう」とすると、どんどん分離・分裂が進んでしまいます。

戻ってくるのが大変なところまで行ってしまうこともある。
だから、いまは望みに向かう必要はありません。

置き去りの感情を認めてあげる

ポジティブになろうとせず、そこにある置いてけぼりの感情をちゃんと認めて、
自分の中に受け容れてあげてください。

笑いたくもないのに笑わないで。
無理に元気に振る舞わないで。
そうしないと、本当に壊れてしまうことがあります。

自然としたくなったこと以外禁止

鬱で苦しいときは、「自然としたくなったこと以外禁止」。

布団にこもって寝てなさい。
ちゃんと泣いて、安心してドン底まで行っておいで。

そこからしか、もう一度立ち上がる力は湧いてこないから。

そして、自然に望みが動き出す

ちゃんと感情を認め、抵抗をやめたとき、あなたは「自分の中のスペース」に戻ってきます。

そこに戻ったとき、望みのほうが自然にあなたの人生にやってくるのです。
それは、頑張って作り出すものではなく、自然に現れるもの。

まとめ

鬱で苦しいときは、無理に望みに向かわなくていい。
余計な抵抗をやめ、自分の感情を受け容れることから始めてください。

自然に望みが動き出すその日まで、ただ“在る”だけでいいのです。