ハリー・ポッターが教えてくれる「内なるヴォルデモート」との付き合い方──エゴに主導権を渡さない生き方

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ハリー・ポッターが教えてくれる「内なるヴォルデモート」との付き合い方──エゴに主導権を渡さない生き方
二男の俊太郎がテスト前なのにハリー・ポッターを観直していて(笑)、横で一緒に「謎のプリンス」から最後まで観ていました。
ただのファンタジーのはずなのに、観ながらふと「これって今の世界で起きていることとよく似ているな…」と感じたんですよね。急に始まったことではなく、もともと私たちはこういう構造の中に生きていて、それが今になって表に出てきているだけなんだと思います。
■ 外側の“悪”より、まず見るべきは内側にあるもの
物語ではヴォルデモートという“悪”が外側に存在し、ハリーたちはそれに立ち向かいます。でも、私たちの日常で本当に向き合うべきなのは外側の悪ではなくて、
自分の内側にいる、小さなヴォルデモート(エゴやエレメンタルの声)なんですよね。
たとえば、こんな瞬間ありませんか?
- イラッとしてしまう
- モヤッと引っかかる
- 「でも」「だって」「どうせ」が口をつく
こういう時って、多くの人は「相手のせい」「状況のせい」と思いがちです。でも本当は、
内側のヴォルデモートが動いたサイン。
ここが盲点になりやすいところです。
■ 戦わなくていい。ただ気づくだけで主導権は戻る
物語のように倒す必要はありませんし、むしろ戦おうとするとエゴは元気になります。
必要なのはシンプルで、
「あ、今エゴに寄っているな」
と気づくこと。
その瞬間、主導権は自然に本来の自分に戻っていきます。気づかれたエゴは、それ以上エネルギーを持てないんですよね。
多くの人は「変えよう」「無くそう」と頑張ってしまうけれど、それは逆効果。気づけば十分なんです。
■ 善悪どちらも“ある”のは不完全だからではない
自分の中にヴォルデモート的な側面があると、「こんな自分じゃだめだ」「怒りを感じた私は悪い」と責める人もいます。でもそれも誤解で、
人間にはもともと二元性を超える力があるからこそ、善も悪も内側に存在している。
両方あるからこそ“超える”ことができるんです。
つまり、嫌な反応が出ることは欠陥ではなく、成長の仕組みそのものなんですよね。
■ 世界が混乱していくように見える理由
これからの社会は、ヴォルデモートが勢力を強めた世界のように、混乱が続く時期が来るかもしれません。でも、それは悪いことではなく、
集団としての目覚めの前段階。
苦しさや違和感が強まるからこそ、人は「本当にこのままでいいの?」と問い始めるからです。
怖がらなくて大丈夫。
目が覚めてしまえば、本質的にはなんてこともありません。
■ 覚えておきたい、たったひとつのサイン
イラッ、モヤッ、「でも・だって・どうせ」。
こうした反応が出たときは、
本来の自分から主導権が離れた合図。
気づけば戻れるし、気づけば弱まる。
気づけば、ドラマから抜けられます。
そのシンプルさの中に、すでに“自由”があるんですよね。
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