イラッ・モヤッ・「でもだってどうせ…」は“エゴの声”。正気に戻るためのサインです

イラッ・モヤッ・「でもだってどうせ…」は“エゴの声”。正気に戻るためのサインです

人とやり取りしていて、突然イラッとしたり、モヤッとしたり、
「でも…」「だって…」「どうせ私なんて…」と反応してしまうこと、ありませんか?

じつはその瞬間に出てきた声は、あなたの奥からの声ではありません。
エゴに同一化しているか、あるいは過去に蓄積されたエレメンタル(思考感情の残像)が喋っているだけなのです。

この「反応」に気づかないまま思考したり、行動したり、人と話し続けると…
ほぼ確実にこじれます。なぜならそのとき、あなたは“自分(反応体)”に乗っ取られていて、
“わたし(主体)”ではないからです。

この記事では、反応=サインに気づくだけで「正気=観照」に戻れる
自分マスター的な視点を、やさしくわかりやすくお伝えします。

■ イラッ・モヤッ・でもだってどうせ…は「あなた」ではない

多くの人が、反応したときの言葉や感情を
「これが私の本音だ」と誤解します。

でも自分マスターの視点では、これは“本当のあなた(わたし)”ではありません。

イラッ、モヤッ、でも…、だって…、どうせ…
これらはすべて、

エゴの声、または過去のエレメンタルの反応パターン

であり、奥の静かなBeing(本質)から出てきたものではないのです。

■ 反応したまま進むと、必ずこじれる理由

反応に乗っかっていると、

  • 思考が偏る
  • 言葉が攻撃的になる
  • 被害者モードになる
  • 正しさの戦いが始まる
  • 同じパターンを繰り返す

…と、ドラマが暴走しやすくなります。

この状態のまま人と話したり判断すると、
ほぼ確実に拗れます。

なぜか?
その時のあなたは“あなた”ではなく、
エゴの声を「自分」だと誤認しているだけだからです。

■ 正気に戻る鍵は、たったひとつ。「気づくこと」

どうすればエゴの支配から抜けられる?
難しいことは何も必要ありません。

反応していると気づくこと。

「あ、今イラッとしてる」
「モヤってるな」
「“でも”って言い訳してる」
「どうせ…って被害者モードだ」

この“気づき”が起きた瞬間、
観ている主体(わたし)が戻るのです。

■ 反応は悪者ではなく、“戻る道しるべ”

反応=ダメな証拠ではありません。

「同一化してるよ、戻っておいで」
という、ただのアラームです。

むしろ、反応が出るときこそ
本質に戻るチャンスが訪れている。

■ 本質の声はいつも静かで落ち着いている

エゴの声はノイズが多く、

  • 焦り
  • 攻撃
  • 防衛
  • ジャッジ
  • 言い訳

など、バタバタしています。

対して、本質の声(Being)は

  • 静か
  • 落ち着いている
  • シンプル
  • 柔らかい
  • 確信がある

この違いがわかると、内側の声の見分けが一気にラクになります。

■ おわりに

イラッ、モヤッ、でも・だって・どうせ…。
これらはあなたの本質が曇ったサインではなく、
「戻るべき場所はここだよ」という案内板。

反応に“気づく”だけで、あなたはすでに本質へ帰り始めています。
その積み重ねが、人生を驚くほど軽く、自由にしていきます。


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