「頭ではわかってるのに、変われない」──それは“身体”が置き去りになっているから

「頭ではわかってるのに、変われない」──それは“身体”が置き去りになっているから

スピリチュアルや自己啓発の世界では、マインド(思考)を整えることに多くの人が取り組みます。

けれど、「頭ではわかってるんだけど、実際にはできない」──そんな経験、ありませんか?

実はそれ、あなたの“身体”がまだ納得していないから。

3つのセンターで生きている私たち

人間には、思考・感情・身体という3つのセンターがあります。

  • 思考:理解・分析・判断
  • 感情:感じる・共鳴する
  • 身体(感覚):実際に動く・反応する

この3つのバランスが取れてこそ、「奥と通じる」=理解が体現に変わるのです。

感情はコントロールではなく“味わう”もの

感情は自然に起こる現象です。それを“どうにかしよう”とするほど、かえって抑圧が起きてしまう。

怒りや悲しみ、喜びや不安──それらは良し悪しではなく、ただ“通り過ぎるエネルギー”。

だから、感情は観るもの・味わうものであって、無理にコントロールする対象ではありません。

思考と身体は、マスターできる領域

一方で、思考と身体は、私たちが鍛錬と観照によって整えていける領域です。

思考は、意識を使って方向づけることができる。
そして身体は、もっとも正直に「今の自分」を映し出してくれる。

身体には、これまでの経験や思い込み、カルマ的な記憶などがとしてこびりついています。
その癖が、思考や感情よりも強い“自動反応”を生み、人生のパターンを無意識に繰り返させているのです。

頭でわかっても、身体が変わらなければ現実は変わらない

「理解したつもり」になっても、身体が古い記憶や反応を抱えたままだと、いざというときに昔の自分が出てきます。

だから、頭での理解だけでは生き方は変わらない。

思考で気づき、身体で実践し、感情を味わって通す。
この循環が起こるとき、初めて“生きた気づき”になります。

自分マスター®︎講座では「身体」を通して変わる

自分マスター®︎講座では、もちろん思考での理解も大切にしています。
けれど、それ以上に大切なのは身体の実感

身体を通して“今ここ”に在ることを思い出し、頭と心と身体が一つに戻る。
そこから自然に、生き方が変わっていくのです。

自分マスター®︎道場では、身体をニュートラルにする

自分マスター®︎道場では、講座での学びをさらに実践的に落とし込みます。

呼吸、姿勢、動作、声、重心──そうした身体のクセを観照し、
ニュートラル(ゼロポイント)へ戻していくワークを中心に行っています。

思考や感情が揺らいでも、身体がニュートラルに整えば、自然と意識は“本質の私”へ還っていきます。

結びに

変化は、頭で考えることからではなく、身体で感じることから始まる。

思考・感情・身体がひとつに整うとき、あなたという存在は本来のリズムを取り戻し、
「わかる」から「生きる」へとシフトしていくのです。