「自分探し」は終わりにしよう──偽物を脱ぎ捨て、本当の自分を思い出す

「自分探し」は終わりにしよう──偽物を脱ぎ捨て、本当の自分を思い出す

自分を探して旅をする──
多くの人がそうして「本当の私」を見つけようとします。

けれど、本当の自分はどこかに隠れているわけじゃない。
ただ、「自分じゃないもの」を自分だと思い込んでいるだけなんです。

その思い込みに気づいて手放していくとき、
あなたの中の“本当の自分”──オリジンが静かに姿を現します。

自分を探すという錯覚

「自分を探す」という行為は、“今の自分では足りない”という前提から始まります。
でも、真実はその逆。
本当の自分は、ずっとそこに在る。

探すのではなく、
“自分ではないもの”を見抜いて手放すことが、本当の自分に還る道です。

偽のレッテルを貼り重ねて生きる

私たちは無意識のうちに、「こうあるべき」「これが私らしい」というレッテルを貼りながら生きています。

けれど、それらは多くの場合、周囲の期待や社会の価値観に合わせて作られた“偽物の私”。
そしてエゴは、そのハリボテのような自分を守るために、さらに新しいアイデンティティを貼り付けようとします。

「母としての私」「仕事での私」「スピリチュアルな私」──。
そうやって守れるのは、結局“エゴの存在”だけ。

エゴが欲しがる「存在価値」は偽物

エゴが求める「私は特別」「私は意味のある存在」という価値は、比較と承認の上に成り立つ一時的な幻想です。

それを後生大事に守っている限り、本来の自分──“オリジン”は見えなくなってしまいます。

本当の自分は、すでにここにいる

だから「自分探し」なんていらない。
やるべきは、“偽物を見抜いて脱ぎ捨てること”

そうすれば、本当の自分は探すまでもなく、静かに、ずっとそこにいたことを思い出します。

それは努力して“なる”ものではなく、“在る”ことを許すだけ。

自分マスター講座では、この“偽物を脱ぎ、オリジンを顕にする”プロセスを、観照と体感の両面から探究していきます。

まとめ

「自分探し」は、エゴが作り出した終わりのない迷路です。
探すのをやめ、偽物を脱ぎ捨てたとき、
本当の自分──オリジンは自然と姿を現します。

あなたの中の“在る”を思い出すこと。
それが、人生を完全に肯定する第一歩です。