やらなかったことが、いちばんの失敗──望みを生きる勇気について

やらなかったことが、いちばんの失敗──望みを生きる勇気について

「失敗したくない」──多くの人が、そう口にします。
でも本当の失敗とは、やって失敗することではなく、やらないまま人生を終えること

エゴは現状を変えたくないから、せっかく望みがやってきてもスルーしてしまう。
そのほうが安全に感じるけれど、実はそれがいちばんのリスクなのです。

エゴは「現状維持」を好む

エゴは変化を恐れます。
なぜなら、変化の中で「自分」という枠が揺らぐから。

だからこそ、望みがやってきても、
「今はタイミングじゃない」「もう少し準備してから」「面倒臭い」と言い訳を並べ、行動を先延ばしにします。

でもそれは、実際には「失敗しないため」ではなく、
“自分という幻想を保つため”の選択です。

「やって失敗する」と「やらない」の違い

やって失敗することは、経験を通して何かを学び、感じ、成長します。
けれど、やらなかったことからは何も生まれません。

本当の失敗とは、人生という舞台に立ちながら、一度も本気で踊らないこと。
そして、そのことに気づかないまま人生を終えるのが、最大のリスクなのです。

望みを体験することが「生き切る」こと

望みは“源”からやってきます。
それを受け取り、体験という形に還元することが、この世界で生きることの本質。

それをスルーするというのは、自分自身のポテンシャルを使わずに終えるということ。

「望みを生きなかった」という後悔に気づくのは、もしかしたら肉体を離れる瞬間かもしれません。
そのときに初めて「やらなかったことが失敗だった」と知る──それこそが、魂レベルでの最大のリスクです。

ニュートラルなところから、望みにYESを

自分マスター講座では、望みを「エゴの欲」ではなく、“奥からの衝動”として見極める練習をしていきます。

そして、その望みに対して恐れではなくニュートラルなところからYESを出す。
それが、人生を生き切るための最初の一歩です。

まとめ

失敗を恐れて動かないのは、エゴが作り出した安全圏の中に閉じこもること。
でも本当の失敗は、望みに背を向け、何も体験しないまま終わることです。

「生き切る」とは、望みを体験としてこの世界に還元すること。
さあ、あなたの中の望みにYESを。