【自発性って何だっけ?】調教された私たちが“人間”に戻るために
【自発性って何だっけ?】調教された私たちが“人間”に戻るために
自分の意思で動いてる
そのはずだったのに…
「言われた通り」に
「正しさ通り」に
生きてしまっている。
もしかすると私たちは、
“自発”ということを
忘れてしまったのかも。
今回は、教育によって機械のように
反応するだけになった私たちが、
【本来の人間】として生き直すために
必要となるリハビリについて
自分マスターの視点で綴ります。
【自発】って、ほんとは
湧き上がるものなんですよね。
「やりたい」
「動きたい」
内側から、ふと起こること。
でも、多くの人が
“自発”と勘違いしているのは、
外からインプットされたものに
反応して動いている状態。
- こう言われたから
- こうしなさいって習ったから
- 普通はこうでしょ
- 正しいとされてるから
…これらは、ぜんぶ“反応”
つまり、自発じゃないのです。
この構造、まるでロボットです。
プログラムされた通りに
反応する機械みたいなもの。
人間は本来、反応で動くだけの
機械みたいな存在じゃなかった
はずなのに、
私たちの多くは、教育とか
社会化の名のもとに調教されてきた。
「正しい反応ができる人」=「いい子」
「空気を読んで行動できる人」=「優秀」
そのような評価基準で、
どんどん“機械的な人間”に
育成されてきたわけです。
でも、それって
ほんとに“人間”なのかな?
人間の価値は、その自発的行動にある。
教育の目標は、自発性を養うことにある。
自発の行為だけが、人間の自然の動きである。
― 野口晴哉
この言葉、ほんとに深い。
だけど現実には、その逆をやってる。
自発性を殺して、
反応できるようにするのが、
いわゆる教育の現場。
だから、みんな
自分で動いているつもりで、
誰かに植えつけられた価値観
どこかで習ったような常識
そんなものに操られてる。
そして、その外からの情報と
「自分」とを同一化してしまって、
「これが私なんだ」って
思い込んでいってしまう。
それがエゴのはじまり。
でもね、人間って、
ほんとはもっと自由なんです。
もっと柔らかくて、
もっと繊細で、
もっとしなやか。
その“本来の人間性”を取り戻すために、
いったんリハビリが必要です。
筋トレでも訓練でもなく、
“自発”を取り戻すためのリハビリ。
だからこそ、自分マスター道場や
「こうしなさい」は教えません。
その代わりに、
内側から湧いてくるものと
出会う場を大切にしています。
最初は戸惑うかもしれないけど、
「湧いてきたからやる」という
本来の【自発】が取り戻されて
自分で自分を生きることが
出来るようになります。
そして、それこそが
“人間としての成就”に
繋がっていくのだと思います。
植え付けられたプログラム通りに
反応で動くロボットみたいな生き方
そこから脱却して
内なる“自発”に従って
生きられる人間へ
その一歩を取り戻すリハビリ、
はじめてみませんか?
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